製造のこだわり

白金酒造は明治二年創業
鹿児島で最も古い焼酎蔵といわれています。
創業以来この地で、昔と変わらぬ仕込み方法で伝統の味を守っています。
杜氏は五感を研ぎ澄まし、日々手造りで焼酎造りを行っています。
変わらぬ仕込み、変わらぬ想いで造る、それが白金酒造の焼酎です。

製造方法

1.米蒸し

蒸し器で1時間ほどかけて蒸す。食べるより、ちょっとかために蒸すと麹がよくできる。(1日お茶碗約2,300杯ぐらい)

2.種掛け

お米を40度ぐらいまで冷やして麹菌の種をつける。 あまり熱いと麹菌が死んでしまう…

3.製麹

室温で二晩かけて麹を育てる。いい麹を作らないと、おいしい焼酎ができないので温度管理が大変!夜も目が離せません!!

4.一次仕込み

甕の中に麹と酒母と水を入れて酒母を増やす。 酒母がアルコールをつくります。

5.磨き芋

鹿児島県産の新鮮なさつま芋を機械で洗い、泥を落とし、人の手によってヘタを切り、ピカピカの状態にします。これが白金酒造こだわりの「磨き芋仕込み」です。

6.二次仕込み

一次仕込みで増やした酒母にさつま芋を食べさせ、二次モロミをつくる。1,050キロのさつま芋、お米の5倍!!

7.モロミ管理

モロミ温度が30度を超えないよう、常に温度管理に気を配り、最適なアルコール発酵状態を維持します。

8.蒸留

二次仕込みでつくった焼酎のもと(モロミ)を煮て、芋焼酎の出来上がりです。

木樽蒸留器

スギ材(クレ板)を組み合わせて作った手作りの蒸留器です。この蒸留器で造られる焼酎は、やわらかく、濃い味わいになります。また、蒸留時に木の香りがほのかにつき個性的な酒質になります。

磨き芋

人手を掛け、丁寧に処理されたぴかぴかの芋のことを白金酒造では「磨き芋」といいます。手間のかかる作業ですが、おいしい焼酎を造るための大事な工程のひとつです。

水は仕込みだけではなく、焼酎の割水※にも使われます。焼酎造りは、良い水質と豊富な水量が欠かせません。

米麹

美味しい焼酎を造るのに欠かせない米麹は杜氏がわが子を育てるように、大事に温度管理を行いつくり上げます。

薩摩焼酎

WTO(世界貿易機関)の知的所有権の保護規定(TRIPSトリプス)協定に基づき、地理的表示として「薩摩」が厳格な条件の下に認められています。

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